手術は後が大変です。
まずは手術が無事に終わる事が1番ですが、その後、生活や仕事を元通りに戻すまでの期間は、なかなか思うようにいかない事もあったりして、精神的にもツラい時もあります。
この期間を手術の傷口がしっかりと癒えるようにする事が、その後の生活の質の向上にも繋がりますので、焦らずに過ごした方が良いと思います。
乳癌の手術後の入浴はいつから?
入浴できるようになるまでの期間がどのぐらいかかるかは、人それぞれです。
傷口がふさがり、きれいに治っている事が大切で、嫁さんの場合1ヶ月ほどかかります。
シャワーについてはもっと早いですね。
流水のように常に流れていれば、雑菌が傷口から入る事も無いです。
手術の翌日には、下半身はシャワーを浴びてもよくなり、3日目には防水テープを貼った状態で全身にシャワーが浴びられます。
そうなると頭を洗うことも可能ですが、傷口が痛む場合は、腕を頭まで上げるのがしんどいかもしれません。
お風呂に入れない事や、日常生活で不便な事があるのは意外とストレスが大きいようですね。
手術後の仕事復帰はいつから?
仕事に関しても同様に、休んでいる事がストレスになり、早く仕事復帰したい!と思う人も多いですよね。
デスクワークのような仕事であれば、退院の翌日からでも問題無いでしょう。
体を動かす仕事であれば、復帰まで1ヶ月程度は見ておいた方が良いかもしれません。
ただし、傷口が痛む事も多いので、あくまでも無理のないようにスケジュールを立てた方が良いと思います。
乳癌という大きな病気を患った訳で、初期で見つかって簡単な手術で済んだからと言って、甘く考えてはいけません。
ゆっくりと休養しながら、その後の生活に支障の無いように心がけましょう。
傷口をきれいに治す事が、入浴や仕事復帰への近道になりますよ。